にじジャーニーで描きたいポーズのイラストを生成したいと思っている人は多いはず。にじジャーニーには、誰でも利用できる著名な既存のキャラクターが登録されている。この既存のキャラクターを使えば、プロンプトで指定したポーズ通りのイラストを簡単に生成できる。また、背景の呪文とポーズの呪文を組み合わせることで、表現の幅を広げることも可能だ。にじジャーニーの呪文を上手に使えば、思い通りのポーズと雰囲気のイラストが手軽に描けるはずだ。本記事では、にじジャーニーの呪文を使ってポーズと絵柄を自在に制御する方法を解説していきたい。
この記事のポイント
プロンプトの書き方でポーズを指定するコツ
ポーズ呪文の使い方と組み合わせ方
背景呪文との併用で表現力を広げるテクニック
にじジャーニーで絵柄とポーズを制御する呪文
にじジャーニーはAIを利用した画像生成サービスです。このサービスでは、テキストで画像を生成するための「呪文」と呼ばれる命令文を入力します。呪文を上手に使うことで、描きたい絵柄やポーズを制御することができます。
にじジャーニーの画像生成は、提示されたテキストをもとに新しいイメージをAIが創造していきます。しかしながら、多様な表現を解釈できる一方で、ユーザーの意図とは異なる結果が出ることも少なくありません。このため、できる限り明確に指示を出す「呪文」が重要な役割を果たします。
呪文には、背景や雰囲気、ポーズといった絵柄を指定するものと、強調の度合いを操作するものがあります。複数の呪文を組み合わせることで、自分が思い描くイラストの生成を誘導することができるのです。
プロンプトによるにじジャーニーの絵柄制御
プロンプトで背景を指定し絵柄を統一
呪文を使ってにじジャーニーのキャラポーズを決める
プロンプトのコツでにじジャーニーのポーズを安定させる
にじジャーニーで型破りなポーズ呪文を作る
にじジャーニーの画像生成で活用する呪文とは
にじジャーニーでイラストを生成する際には、キーワードや文章によるプロンプトの他に、画像生成を補助するための「呪文」が用意されています。プロンプトはAIに対する指示や要求であるのに対し、呪文はその指示をより明確にする役割があります。
呪文には大きく分けて2種類あると言えます。ひとつは描画対象の属性を指定する呪文、もうひとつは描画の方法を指定する呪文です。前者では背景や雰囲気、ポーズ、後者では発色の方法や画風の変更ができます。
例えば「紅葉」というプロンプトであれば、呪文を追加しないと様々な解釈の画像が生成されます。しかし「紅葉、水彩画のテクスチャ、立ち姿で描く」のように属性と方法を指定する呪文を使えば、より意図したイラストを生成させることができるのです。
呪文は最大で75語まで使用でき、複数の呪文を組み合わせることで効果を高められます。上手に活用することで、にじジャーニーを思い通りに操作できるのです。
プロンプトによるにじジャーニーの絵柄制御
にじジャーニーでは、プロンプトの記述によって、ある程度絵柄を制御することができます。プロンプトは「どのようなイラストを生成してほしいのか」をテキストで指示するものです。
例えば「自転車に乗る少女」というプロンプトを入力すると、様々な解釈の自転車に乗る少女のイラストが生成されます。より具体的に「ブルーの自転車に乗るブロンドのロングヘアの少女」と指示すれば、色や髪型などの絵柄が制限されていきます。
言葉の選択肢は無限にあり、できる限り詳細に指示を出せば、意図した通りの絵柄が生成される可能性が高まります。一方で、言葉を特定しすぎるとAIの解釈の自由度が下がり、想定外の結果となることも。バランスが重要です。
プロンプトの量や具体度を調整することで、自分がイメージする絵柄に近づけていくことが可能です。呪文との併用でさらに効果が高まるでしょう。
プロンプトで背景を指定し絵柄を統一
にじジャーニーの画像生成では、プロンプトに背景を指定することで、ある程度絵柄を統一させることができます。
例えば「自転車に乗る少女」だけだと、少女の服装や自転車のデザインなど細部がバラバラなイラストになりがちです。
しかし、「青空の下を自転車で走る少女」「サクランボの花びらが舞う中を自転車で走る少女」のように背景を含めて指定すれば、青空やサクランボのイメージに合わせた絵柄が生成される傾向があります。
背景を共通のテーマにすることで、服の色合いや自転車の形状など、イラスト全体の雰囲気を統一させる効果が期待できるのです。
一方で、背景が具体的過ぎるとかえってイメージから外れた結果になることも。抽象度を調節しながら、プロンプトで背景を指定することが大切です。
呪文を使ってにじジャーニーのキャラポーズを決める
にじジャーニーでは呪文を使うことで、描画するキャラクターのポーズを指定することができます。
例えば少女キャラクターを描く際、「laughing girl」とだけ指定しても様々なポーズが生成されてしまいます。
しかし「laughing girl, jumping pose」のように「jumping pose」の呪文を使えば、確実にジャンプしているポーズの少女を描画させることができるのです。
立っているポーズなら「standing pose」、手を振るポーズなら「waving pose」といった具合に、思い通りのポーズ呪文を指定すれば、キャラクターのポーズがコントロールできます。
プロンプトのコツでにじジャーニーのポーズを安定させる
にじジャーニーで安定したポーズを生成するには、プロンプトの書き方にもコツがあります。
まず、単に「ポーズ」というだけでなく、より具体的に「立っているポーズ」「手を振るポーズ」などと指定。あるいは「ポーズ:立つ」「ポーズ:手を振る」とコロンで区切ることで、ポーズを明示できます。
また、プロンプトの量をある程度に保つことも大切。文量が少ないと解釈が定まらず、逆に長すぎても本質が埋もれてしまいがちです。適度な量で必要な情報を選択することがコツです。
そして、呪文ではなくとも、「力強く」「優雅に」「跳ねるように」など、動詞や副詞を使ってもポーズは指定できます。想定通りの描写をさせるには、言葉のニュアンスにも注目が必要なのです。
プロンプトの作成には訓練が必要不可欠。上手にポーズを定着させるには、こうしたコツを心得ることが大切です。
にじジャーニーで型破りなポーズ呪文を作る
にじジャーニーでは、スタンダードなポーズ呪文以外にも、ユニークなポーズが生成できます。
例えば「peace sign pose」「kitty hands pose」「dabbing pose」など、特徴的なポーズの呪文を取り入れることが可能です。元ネタとなるイメージを思い浮かべながら、独自の呪文を試してみるのもアイデアのひとつです。
また、「doing yoga pose」「dancing pose」「playing baseball pose」のように、行為を示唆する呪文でも、型破りなポーズが期待できるでしょう。
一方で、AIに馴染みのない語を用いすぎると不自然な結果になることも。ある程度一般的なポーズをベースに、斬新さを演出することがコツです。
新しい呪文を試す際は同じ条件で数パターン生成し、比較することをおすすめします。型破りなポーズ作りはにじジャーニーならではの遊び方でもあるのです。
にじジャーニープロンプトで好きなポーズを生成
にじジャーニーでイラストを生成する際のテキスト指示を「プロンプト」と呼びます。上手にプロンプトを使うことで、自分が望むポーズのイラスト作成が可能となります。
プロンプトの強調でにじジャーニーのポーズを固定
絵柄を固定してにじジャーニーのポーズを変化させる
にじジャーニープロンプトの実例でポーズ生成
既存のにじジャーニーキャラでポーズを楽しむ
にじジャーニーで背景呪文とポーズ呪文の組み合わせ
まとめ:にじジャーニーでポーズをコントロールする方法
にじジャーニーのプロンプト一覧でポーズを確認
にじジャーニーで指定できる代表的なポーズのプロンプトを整理すると以下の通りです。
立っているポーズ: standing pose
座っているポーズ: sitting pose
歩いているポーズ: walking pose
走っているポーズ: running pose
手を振るポーズ: waving pose
腕を組むポーズ: crossed arms pose
腰に手を当てるポーズ: hand on hip pose
踊っているポーズ: dancing pose
この一覧を参考に、生成したいポーズのプロンプトを選ぶことができます。例えば「dancing pose」を生成したければ、そのプロンプトを入力すればよいです。
一覧以外にも、独自のポーズを指定することも可能です。ジャンプしている姿なら「jumping pose」、手を挙げる姿なら「hands up pose」など、想像力を活かして入力してみましょう。
プロンプトの強調でにじジャーニーのポーズを固定
にじジャーニーで安定したポーズを生成するには、そのポーズをプロンプトで強調すると良いでしょう。
例えば、飛び跳ねるポーズを指定したくて「jumping girl」と入力しても、必ずしもジャンプ姿にはなりません。
この場合、「jumping pose, jumping girl」のように同じ「jumping」を2回入れることで、そのポーズを強調できます。あるいは、「pose: jumping」とコロン記法でも強調できるでしょう。
この強調方法は、絵柄だけでなくポーズにも有効です。生成されたイラストを比較しながら、プロンプトの強調箇所を調整することで、より安定したポーズが得られるはずです。
絵柄を固定してにじジャーニーのポーズを変化させる
にじジャーニーでは、絵柄をある程度固定した上で、ポーズだけを変化させることも可能です。
例えば、特定の服装と髪型の少女を定義したプロンプトに、「standing pose」「walking pose」「waving pose」といったポーズ呪文を順に足していけば、同じキャラクターの異なるポーズを生成できます。
背景や照明などその他の条件も固定することで、服装と髪型が同じキャラクターのバリエーションを効率的に描くことができるのです。
ポーズを変化させることで、まるでアニメの作画のように同じキャラクターが動いているかのような効果も生み出せます。
にじジャーニープロンプトの実例でポーズ生成
にじジャーニーのプロンプト実例として、以下のような入力で特定のポーズを生成できます。
跳ねる少女: jumping pose, girl with twintails
踊る少女: dancing pose, girl with pink dress
手を振る少年: waving pose, boy with glasses
絵柄をある程度固定した上でポーズを指定することで、視覚的にその動きがイメージしやすくなります。
既存のにじジャーニーキャラでポーズを楽しむ
にじジャーニーには、誰でも利用できる著名なキャラクターが何体か登録されています。これらのキャラをベースに、プロンプトでポーズを指定すれば、思い通りのイラストを楽しむことができます。
例えば「にじさんじろう、standing pose」では立っているにじさんじろうが、「にじさんじろう、dancing pose」では踊っているにじさんじろうが生成されます。
登録キャラなら割と適切なポーズが返ってくる傾向にあるので、アイデア次第でバリエーションを広げられます。
一方で、キャラクターのイメージから外れすぎる指定には注意。可能な限りそのキャラの性質に合ったポーズを選ぶことが大切です。
にじジャーニーで背景呪文とポーズ呪文の組み合わせ
にじジャーニーでは、背景の呪文とポーズの呪文を組み合わせることで、イラストの表現の幅を広げられます。
例えば「紅葉、leaf shower、jumping pose」では空中に紅葉が舞い落ちる中、跳ねるポーズが生成されます。
あるいは「heavy rain、walking pose、umbrella」では雨の中を歩く姿に傘が追加されるなど、背景との相性も考慮したポーズが描けます。
時には指定したポーズと背景が合致しない結果になることも。その場合はプロンプトを調整し、再度生成を試みる必要があります。
まとめ:にじジャーニーでポーズをコントロールする方法
にじジャーニーでポーズを制御するポイント
ポーズ呪文を使えば確実にそのポーズが生成される
プロンプトの量を調整し、ポーズを強調することが大切
背景との組み合わせで表現の幅が広がる
登録キャラを使えば対応したポーズが描ける
プロンプトを具体的にするほどポーズが固定しやすい
動詞や副詞でもある程度ポーズは指定できる
フレーズだけでなく行為もポーズのヒントになる
独自のポーズ呪文を工夫することも可能
同じ条件で比較しながら試行錯誤していく
AIの解釈力を考慮し、過度な指定は控えめに
プロンプトの訓練がポーズ制御の鍵を握る
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