台北を訪れたらぜひ行ってみたいガチョウ料理店「阿城鵝肉」。
老舗のガチョウ専門店として、地元民にも観光客にも絶大な人気を誇る「阿城鵝肉」は、ミシュランガイドのビブグルマンにも選ばれるほどの味わいです。
燻製ガチョウや塩茹ガチョウなどの看板メニューはもちろん、ガチョウの血や内臓、スープなど、ガチョウをふんだんに使用したメニューが揃っています。
「阿城鵝肉」の魅力はガチョウのうまみを存分に引き出した料理と、親切なサービスです。
この記事では、「阿城鵝肉」の食べログ的な注文の仕方や行列対策、料理の味わいなどを解説。台北旅行に「阿城鵝肉」は外せない名店です。
この記事のポイント
・阿城鵝肉の店舗の特徴
・阿城鵝肉のメニューと価格
・阿城鵝肉での注文の流れ
・阿城鵝肉のアクセス方法
阿城鵝肉の店舗概要と注文の仕方
阿城鵝肉とは?
阿城鵝肉は、台湾台北市にあるガチョウ料理の専門店です。
- 老舗のガチョウ料理店として、地元の人にも観光客にも人気の店舗です。
- ミシュランガイドのビブグルマンに選ばれるなど、ガチョウ料理のおいしさが高く評価されています。
- 看板メニューは、燻製ガチョウ肉と塩茹ガチョウ肉。脂ののったジューシーなガチョウ肉が特徴です。
- その他にも、ガチョウのスープや内臓料理、ガチョウ油を使ったご飯など、ガチョウをふんだんに使用したメニューが豊富です。
- 店内は開放的でサービスが良く、日本人観光客にも英語メニューを提供するなどおもてなしの心が感じられます。
- MRT行天宮駅からアクセス良好ですが、人気のため行列ができることが多いのが難点です。
以上のように、ガチョウ料理の名店として知られる老舗レストランです。
阿城鵝肉の読み方と意味は?
阿城鵝肉の読み方は以下の通りです。
阿城鵝肉(あしんがとう)
漢字表記は「阿城鵝肉」
鵝は「がちょう」のことで、鳥の一種です。
阿城は店の名前、鵝肉はガチョウの肉を意味しています。
日本語訳すると「アシン ガチョウ肉」となります。
台湾現地では「アーチェンアーロウ」と表記されることもあります。
日本人からすると読みにくい漢字名ですが、「あしんがとう」と読むのが正しい読み方です。
ガチョウ肉の専門店であることから、このような店名になっています。
漢字名を覚えにくい場合は、カタカナの「アシンガトウ」で読んでも通じます。
以上の通り、阿城鵝肉は「あしんがとう」と読むのが正式な読み方です。ガチョウ肉の専門店であることからこの名前が付けられています。
阿城鵝肉吉林二店の場所と特長
阿城鵝肉吉林二店は、MRT行天宮駅1番出口から徒歩約5分の好アクセスな場所に位置しています。
本店の正面道路を挟んだ向かい側にあるため、行天宮駅方面から訪れる場合に特にアクセスが良い立地条件です。 また、店内は1階から3階までの3フロア構成で、最大約100席の座席を確保しているため、本店が満席の場合でもこちらを利用すると空席が取りやすい特長があります。
一方で、本店とは異なりアルコール類の提供はしていない点には注意が必要です。お酒を飲みたい場合は本店を利用することをおすすめします。
阿城鵝肉のメニューと価格帯
阿城鵝肉の主なガチョウ肉メニューは、燻製と塩茹での2種類があります。
燻製ガチョウ肉は胸肉の「前半段」、塩茹ガチョウ肉はもも肉の「後半段」が主に提供されています。1~2人前の燻製/塩茹ガチョウ肉はともに200台湾元程度とリーズナブルです。
その他、ガチョウのスープ(70元~)、ガチョウの血(45元)、ガチョウの内臓煮込み(80元~)、ガチョウ油を使ったご飯(25元)など、ガチョウをふんだんに使用したメニューが充実しています。
ドリンクやサイドメニューも豊富で、1人前1,000円程度の予算で十分に阿城鵝肉のガチョウ料理を楽しむことができるお店です。
阿城鵝肉での注文の流れ
阿城鵝肉での注文の流れは以下の通りです。
1.入口の自動券売機で人数分の整理券を発券し、番号札を受け取る。
2.店頭にあるメニュー表や食べログを参考にしながら、注文したい料理を選ぶ。
3.用意されている注文用紙に、料理の品名と人数を記入する。
4.番号が呼ばれたら店員に注文用紙を渡し、注文を確定する。
5.飲み物は1階または2階のセルフ式ドリンクコーナーで自由に取ってきて、後で会計時に料金を支払う。
6.料理が提供されたら、味付けのタレなどを自分でセットする。
7.食事が済んだら、1階カウンターで会計処理を行う。
以上の流れで、スムーズに阿城鵝肉での注文が完了します。事前に流れを確認しておくと便利です。
阿城鵝肉の支払い方法
阿城鵝肉では現金の他、クレジットカードも利用可能です。1階のレジで会計明細を取得後、それに基づいて支払うシステムとなっています。
阿城鵝肉の営業時間と定休日
阿城鵝肉の営業時間は11時30分から21時までの営業となっています。定休日は特に設定されておらず、年中無休で営業している人気店です。ゆっくり食事を楽しみたい場合は早めに訪れましょう。
阿城鵝肉の予約の有無
阿城鵝肉では事前の予約はできないため、当日直接訪れるのが基本です。行列ができる可能性が高いため、時間に余裕を持ってお店を訪れることをおすすめします。
阿城鵝肉の料理とサービスの特徴
阿城鵝肉の人気メニュー紹介
阿城鵝肉の看板メニューであるガチョウ肉には、薫製した燻製ガチョウ肉と塩水に茹で上げた塩茹ガチョウ肉の2種類があります。燻製ガチョウ肉は、胸肉部位の「前半段」を使用することが多く、柔らかな食感とスモーキーな香り、脂の旨味が楽しめる逸品です。一方、塩茹ガチョウ肉はもも肉の「後半段」を使用し、しっかりとした歯ごたえと塩気の効いた味わいが特徴です。
その他、ガチョウのスープ、レバー、心臓、腸、血糕などの臓物料理や、ガチョウの脂で炊いたご飯といったメニューが充実。ガチョウのさまざまな部位を使用したメニューが揃っているのが阿城鵝肉の魅力です。ガチョウ肉以外にも努力をしてメニューを開発していることがうかがえます。
阿城鵝肉の店内雰囲気とサービス
阿城鵝肉の店内には、昼間はオフィスワーカーや学生、夜は家族連れやカップルなど、リピーターが多数訪れています。3階建ての店内には最大で約100席の座席があり、常に8割以上の席が埋まるほどの人気店です。
店内は白を基調とした開放的な内装で、天井が高くゆったりとしています。そのため会話の音も響き渡らず、のんびりと食事を楽しむことができます。席の間隔も広めに取られているため、プライベート空間が保たれています。
サービスは手厚く、日本人観光客には英語や日本語のメニューを用意するなど、言葉の違いを気遣った対応が特徴です。注文の仕方で分からないことがあれば、笑顔で丁寧に教えてくれます。
阿城鵝肉の料理の味と食感
阿城鵝肉のガチョウ肉は、脂身の量が鶏肉の2~3倍と多めですが、その分だけうま味と旨みが凝縮されています。燻製のガチョウ肉は、薫製による香ばしいスモーキーな香りと脂の旨みが特徴的。一方、塩茹ガチョウ肉はしょっぱさとコクが感じられる味わいです。
食感はとても柔らかくジューシーで、歯に絡みつくことなく食べやすいのが魅力。噛みしめるとガチョウ本来のうま味を味蕾が包み込むような体験ができます。
ガチョウのスープやガチョウ油を使ったご飯などのメニューも、ガチョウならではの旨味とコクが凝縮された逸品。阿城鵝肉の料理は、ガチョウのうま味を存分に引き出しているのが特徴です。
阿城鵝肉でオススメのセット例
阿城鵝肉で最もオススメなのが、燻製ガチョウ肉とガチョウ油ご飯のセットです。
燻製ガチョウ肉(220台湾元)は、肉の旨味とスモーキーな香りが楽しめます。ガチョウ油ご飯(25台湾元)は、ガチョウの脂のうまみが染み込んだご飯で、ご飯だけでもグッと来る味わいが特徴です。この2つの組み合わせは相性抜群で、お互いの味を引き立てあうことができます。
加えてガチョウスープ(70台湾元前後)を注文すると、スープのコクと塩気がガチョウ肉のうま味を際立たせます。この3点を注文することで、阿城鵝肉ならではのガチョウの旨みを存分に味わうことができるセットとなります。ぜひこのセットをオススメします。
阿城鵝肉のクチコミ評価と内容
阿城鵝肉のクチコミでは、燻製ガチョウ肉のうまさに「思ってた以上だった」「ミシュランの評価が納得した」など驚きの声が多数見受けられます。特にガチョウ肉1皿200台湾元程度というリーズナブルな値段設定は高く評価されています。
一方で、昼食時や夕方以降は30分から1時間以上の行列ができるため、「できれば早めor遅めに行った方が良い」との指摘もあります。また、「注文の方法が分からない」といった初心者のクチコミもあるので、事前に注文の仕方を確認しておくことがポイントだと思われます。
阿城鵝肉へのアクセス方法
阿城鵝肉へのアクセスは、MRTの台北メトロを利用するのが便利です。
台北メトロの緑線「行天宮駅」と、橘線「松江南京駅」の2駅が最寄り駅となります。行天宮駅からは1番出口から徒歩5分、松江南京駅からは8番出口から徒歩7分で阿城鵝肉に到着できます。
周辺には龍山寺や孔子廟などの観光スポットも点在しているため、観光の合間に訪れるのがおすすめです。また、行列になる可能性が高いため、ゆっくり食事を楽しむにはできる限り早めの時間に行くことを心がけましょう。
阿城鵝肉の総括
・阿城鵝肉は老舗のガチョウ料理店
・ミシュランガイドで評価されている
・看板メニューは燻製と塩茹ガチョウ肉
・ガチョウをふんだんに使用したメニューが豊富
・MRT行天宮駅からアクセス良好
・人気のため行列ができることも
・正式名称は「阿城鵝肉」
・「あしんがとう」が正しい読み方
・行天宮駅から徒歩5分の好立地
・3階建てで最大100席の座席
・1皿200元程度とリーズナブル
・事前の予約はできない
・ガチョウの旨味を存分に引き出す
・燻製ガチョウ+ガチョウご飯がおすすめ
・行列に注意が必要
・MRT行天宮駅が最寄り
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