スタジオジブリの短編アニメーション映画「めいとこねこバス」。公開から20年近くたつ人気作品ですが、一部の熱心なファンを除いて、実際に「めいとこねこバスをどこで見れるのか」知らない人も多いのではないでしょうか。
本記事では、「めいとこねこバスどこで見れるのか」という点について、鑑賞できる場所や方法、上映スケジュールといった実用的な情報を詳しく解説します。DVD販売も配信もない希少な作品を鑑賞するには、事前の予約が必須となります。
また、ストーリや見所、登場キャラクターの魅力といった作品内容についてもご紹介します。「めいとこねこバスどこで見れるのか」確認したい人はぜひ参考にしてください。トトロファン必見の秘蔵映像を楽しむことができるはずです。
この記事のポイント
・ めいとこねこバスの鑑賞できる場所
・ ジブリ美術館での上映スケジュール
・ 事前予約の方法
・ 作品の見所
めいとこねこバスはどこで見れるのか?
めいとこねこバスとは、2002年に製作されたスタジオジブリの短編アニメーション映画です。上映時間は約14分。人気作品「となりのトトロ」のスピンオフ作品として位置付けられています。
三鷹の森ジブリ美術館の小規模映画館「土星座」で定期的に上映されており、他では鑑賞することができません。DVDやブルーレイの販売もされておらず、オンライン動画配信もありません。
DVDや配信なしの完全館内限定作品
めいとこねこバスは、DVDやブルーレイの販売が一切されていない完全な館内限定作品です。
インターネット上の動画配信サービスにおいても、NetflixやHulu、Amazonプライムビデオ等、主要プラットフォームすべてで提供がありません。
つまり、この作品を鑑賞する唯一の方法は、三鷹の森ジブリ美術館に足を運び、14分間の上映時間に集中することのみ。限定感のある貴重な鑑賞機会となっています。
ジブリ美術館とは?
ジブリ美術館とは、アニメーションスタジオジブリの作品の原画や資料を展示する美術館です。
所在地は東京都三鷹市。スタジオジブリと同じ三鷹市に位置しています。
2001年10月に開館しました。
館内にはジブリ作品の原画やセル画、美術ボードなどが多数展示されています。
小規模ながら映画館「土星座」があり、短編アニメが上映されています。
完全予約制で、当日予約はできません。事前に公式サイトから予約が必要です。
ミュージアムショップではオリジナルグッズが販売されています。
アクセスはJR中央線三鷹駅から徒歩約10分。周辺にカフェも点在しています。
ジブリの作品世界を堪能できる飛び入りできない美術館として、アニメファンには人気のスポットとなっています。
入場のためには事前予約必須
三鷹の森ジブリ美術館は、当日券の発売を一切行っていない完全予約制の美術館です。
めいとこねこバス上映日の1ヶ月前から、公式サイトで日時指定の予約を入れる必要があります。
予約後は受け取り番号をもとに、指定されたコンビニエンスストアでチケットを受け取り、当日持参する流れになります。
事前の予約をしない場合、美術館への入場自体ができません。鑑賞される際はこの点にご注意ください。
上映スケジュールは月替わりのため事前確認必須
ジブリ美術館内の映画館「土星座」では、めいとこねこバスを含む約10本の短編アニメが月替わりで上映されています。
めいとこねこバスの上映がある月もあればない月もあるため、必ず公式サイトの上映スケジュールを確認した上で、めいとこねこバス上映日に来館することが重要です。
興味がある短編アニメの上映スケジュールを事前に確認し、来館日を調整することで、効率的に鑑賞できます。
パンフレットは館内ショップで税込500円
めいとこねこバスのパンフレットは、ジブリ美術館内のミュージアムショップ「トライホークス」で販売されています。
価格は税込500円。オンラインショップでも購入可ですが、送料が別途かかります。
パンフレットにはストーリーや設定資料に加え、スタッフインタビューなども掲載されており、作品世界をより深く理解することができます。
サウンドトラックとのセット販売もあるので、合わせて購入するとリーズナブルです。
めいとこねこバスはどこで見れる
- 短編ながら完全なストーリーを描写
- トトロとメイの再会シーンも
- 大小さまざまな個性的なネコキャラクター
- 14年後のメイの成長が感じられるシーン
- 製作秘話や都市伝説に触れ理解を深める
- 短編アニメとは思えないほどの充実内容
- めいとこねこバスの口コミ
- めいとこねこバスはどこで見れるの総括
短編ながら完全なストーリーを描写
めいとこねこバスの上映時間は14分と短編ですが、メイとネコバスの出会いから友情、そしてネコバスに乗り夜の森を訪れるまでの完全なストーリーが描かれています。
冒頭からクライマックス、結末までが14分で描写されていることから、ストーリテリングの凝縮さがうかがえます。限られた時間内で、どのシーンも無駄なく作品を完成させる構成力が感じられる作品だと言えるでしょう。
トトロとメイの再会シーンも
めいとこねこバスでは、となりのトトロ公開から14年後の設定で、メイとトトロが久々の再会を果たすシーンが描かれています。
BGMに流れる懐かしのテーマソングや、メイとトトロのやり取りを見ると、観る者も一緒に14年前の時間を遡る思いがします。
公開から14年という月日が流れたことを実感させられると同時に、メイとトトロの絆が年月を超えて変わらないことへの感動が伝わってくるシーンです。
大小さまざまな個性的なネコキャラクター
こねこバスの他、大型のネコバアちゃんや細長いネコ列車など、個性的なネコキャラクターが多数登場します。
ネコバスシリーズではあるものの、移動手段だけでなくネコの形をした家や樹木など、バリエーション豊かなデザインが特徴です。
それぞれ動きも可愛らしく、視覚的にも楽しめるだけでなく、キャラクターの造形力の高さを感じさせてくれます。ファンタジーなネコワールド観が魅力的な作品と言えるでしょう。
14年後のメイの成長が感じられるシーン
物語序盤では幼いメイが描かれますが、中盤以降には大人っぽさが感じられるメイのシーンが登場します。
当時小学生だったメイが、14年後の思い出として大人に近い姿で描写されていることから、时间の流れとメイの成長が実感できます。
観る者もメイと共に年月を重ねたことを実感させられ、微笑ましくも寂しい思いにさせられます。メイの成長ぶりがうかがえるシーンは見どころの一つです。
製作秘話や都市伝説に触れ理解を深める
ネコバアちゃんが人を乗せて「風浄土」に向かうシーンは、重い舞台装置を想起させます。
このシーンの製作秘話や、「怖い作品」という都市伝説の由来についても触れています。
作品の奥深いメッセージ性や、監督の意図を理解することで、ジブリ独特の世界観やテーマに対する洞察力が深まります。作品をより多面的に捉えることができる部分です。
短編アニメとは思えないほどの充実内容
上映時間は14分という短編ながら、メイとネコバスの友情やトトロとの再会など、ストーリー性が高く凝縮された内容となっています。
音楽、背景、キャラクターなど、ジブリ作品らしい世界観が詰まった14分間です。限られた時間内で作品の核となる部分を完結させる構成力の高さがうかがえます。
三鷹の森ジブリ美術館を訪れる機会があるのなら、ぜひこの短編アニメを鑑賞されることをおすすめします。
めいとこねこバスの口コミ
めいとこねこバスの口コミをまとめると、以下のような意見が多く見られます。
トトロの世界観が存分に楽しめる
めいとこねこバスは、となりのトトロのスピンオフ作品です。トトロの再登場シーンでは、ファンから歓声が上がったという口コミが多数あります。トトロの世界観を十分に楽しむことができる短編アニメだと高く評価されています。
ネコキャラのデザインに癒される
こねこバスやネコバアちゃんなど、個性的なネコキャラが多数登場します。それぞれのキャラクターデザインに注目が集まっており、視覚的にも楽しめる作品だと言及されています。
めいの成長が感じられる
物語序盤の幼いめいから、大人っぽさが感じられるめいへの成長描写が印象的だとの意見が多く見られます。時間の移ろいを感じさせるめいの成長ぶりに心打たれるといった声が寄せられています。
上映時間が短いのが残念
14分という上映時間の短さには賛否両論ありますが、作品に引き込まれている際に終わってしまうことに対する残念さを訴える意見が目立ちます。より長編で描いてほしかったと感じた人が多いようです。
めいとこねこバスはどこで見れるの総括
・ ジブリ美術館内の映画館「土星座」でのみ鑑賞可能
・ 完全予約制で当日券なし
・ 上映スケジュールは月替わり
・ DVD販売や配信はなし
・ 14分の短編だが凝縮された内容
・ メイとトトロの再会シーンあり
・ メイの成長が描写されている
・ 個性的なネコキャラが多数登場
・ 製作秘話にも触れられている
・ 口コミではストーリー性を高く評価する声が多い
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