静かなるドン龍宝の設定はこれだ!役割から強さ、魅力まで徹底解明

長期連載された国民的ヤクザ漫画「静かなるドン」。

その中でも絶大な人気を誇ったのが、鳴戸組の二代目組長・龍宝国光である。

龍宝の設定や強さ、魅力の秘密とは何だったのか? 本記事では、静かなるドンを代表するカリスマ・龍宝の全てを解説する。

この記事のポイント

・龍宝の役割と設定上の特徴
・龍宝が武闘派No.1と呼ばれた理由
・龍宝の拳銃使いとしての強さ
・龍宝の生存力と耐久力の高さ
・龍宝のイケメンとしての人気

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静かなるドン龍宝のキャラクター設定と役割
静かなるドン龍宝の強さと年齢の謎

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静かなるドンとは？

静かなるドンとは、漫画家・新田たつお氏による長期連載のヤクザ漫画です。

原作者は新田たつお氏。

1988年から2013年にかけて、週刊漫画サンデー(実業之日本社)にて連載された。

コミックスは全108巻。累計発行部数は4500万部を超える大ヒット作。

ストーリーは、昼間はサラリーマンとして働きながら、夜は1万人の子分を率いるヤクザの総長として活動する主人公・近藤静也の生き様を描いている。

ヤクザ抗争アクションとギャグ要素を織り交ぜた独特の世界観が魅力。

1990年代に複数の実写映画化やドラマ化された。2023年にも新作映画が公開予定。

主人公の近藤静也をはじめ、鳴戸竜次、龍宝国光、生倉新八など個性的なキャラクターが人気。

鳴戸組二代目組長としての龍宝

龍宝国光は、先代組長の鳴戸竜次が刺殺された後、跡を継いで鳴戸組の二代目組長に就任しました。鳴戸組は新鮮組内で最強の武闘派集団として知られ、龍宝もその伝統を引き継ぎました。組長としての龍宝は、鳴戸の遺志を受け、新鮮組と敵対する鬼州組との抗争で活躍しました。

具体的には、鳴戸組の戦力を背景に、龍宝は新鮮組の作戦会議で主導権を握り、鬼州組への攻勢を主張しました。鳴戸組の精鋭部隊を率いて先陣を切り、鬼州組の拠点を襲撃する作戦を成功させます。また、鬼州組の総長を狙った暗殺作戦では、龍宝自らが狙撃手を務め、的確な一射で総長を痛めつけました。こうした功績から、龍宝は新鮮組のNo.2の地位を確立し、武闘派の絶対的なリーダーとなりました。抗争期間中、龍宝の奮闘ぶりは新鮮組の勝利に大きく貢献したと言えます。

以上のように、鳴戸組二代目組長として龍宝は、先代の意思を継ぎ、新鮮組の武闘派の盟主として輝かしい戦績を積み上げました。

射撃の名手で新鮮組の武闘派

龍宝国光は、新鮮組の中でも屈指の実力者として知られ、特に射撃の腕前は抜群でした。作中で拳銃を操るシーンは多く、二丁拳銃による連射などもこなせます。また、ライフル銃による狙撃シーンもあり、遠距離からの命中精度の高さを見せつけます。これは、龍宝が日頃から厳しい訓練を積んでいることの表れでした。新鮮組の中で、龍宝ほどの射撃の名手はおらず、抗争時には龍宝の活躍が期待されていました。

静也への忠誠心と疑念

龍宝国光は、三代目総長の近藤静也に対して、忠誠心と疑念を抱えていました。当初は、サラリーマンとして働く静也の器量に疑問を感じていました。しかし、静也の人望と手腕を知るにつれ、龍宝は彼を総長として認めるようになります。一方で、組員を犠牲にする静也の態度には異を唱える場面もあり、新鮮組の存亡にかける龍宝の思いが伺えます。龍宝にとって、組織で最優先すべきは、鳴戸や静也といった人物ではなく、新鮮組そのものだったのです。

アニーへの策略的接近

龍宝国光は、FBI捜査官を名乗るアニーと関係を持ちますが、それは情報を引き出すための策略でした。アニーがロシアンマフィアのスパイであることが判明すると、龍宝はアニーを利用して新鮮組に有利な情報を手に入れようとしました。しかし、アニーは龍宝の策略を看破し、逆に龍宝への復讐を誓います。龍宝は冷静にアニーの攻撃をかわし、最終的にはアニーを討ち取ることに成功します。

石田ナナや御手洗桃子から好意

作中で龍宝国光は、石田ナナや御手洗桃子などから好意を寄せられますが、基本的に関心を示すことはありませんでした。石田ナナは龍宝に一目ぼれしてしまい、御手洗桃子は龍宝に夜這いをしたほどでした。しかし、龍宝は仕事に専念するあまり、女性関係には興味がないという態度でした。むしろ、女性の言い寄りが邪魔であると冷たくあしらう場面もありました。

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静かなるドン龍宝の強さと年齢の謎

初登場から最後まで生き残る

龍宝国光は、静かなるドンに初登場してから、最終巻まで生き延びます。抗争現場で命を落としそうになる危機も度々ありましたが、龍宝の生存力は高く、どの窮地からも脱出し続けます。また、自決用の青酸カリを2度も服用しようとしますが、運良くこれも失敗に終わります。龍宝の生存は、新鮮組にとって大きな支えとなり、抗争でも活躍の場がありました。

年齢不明のまま最終巻を迎える

静かなるドンの龍宝国光は、作中で年齢が明示されることは一切ありませんでした。外見から判断する限り、20代後半から30代前半ほどと推測されますが、年齢が不明のまま、龍宝は最終巻を迎えます。静かなるドンでは、主人公の近藤静也を含め、多くの主要人物の年齢が不明なので、この点だけ龍宝を特別視することもできません。伊藤健太郎主演の実写映画版で、龍宝の年齢が明らかになる可能性があります。

作中屈指のイケメンキャラクター

龍宝国光は、静かなるドンの中でもトップクラスのイケメンとして描かれています。長身でマッチョな体格、オールバックの長髪、整った顔立ちと、ルックスの良さが際立っています。作中でも多くの女性から一目惚れされる存在で、男性からもかっこいいと評価されることが多々ありました。冷静沈着な性格も相まって、龍宝のイケメンぶりは群を抜いていたと言えるでしょう。

サングラス&コート姿の見どころ

静かなるドンにおいて、龍宝国光のファッションの中でも人気が高かったのが、サングラスとコート姿でした。物陰から様子をうかがう際にこのスタイルをとることが多く、臨場感あるシーンが印象的です。また、バイクに乗ったサングラス&コート姿の龍宝は、多くのファンから「かっこいい」と絶賛されていました。このファッションが龍宝のイケメン度を一層引き立てていたと言えるでしょう。

拳銃使いとして驚異の腕前

龍宝国光の最大の武器は、他の追随を許さない拳銃使いとしての驚異的な腕前です。

具体的には、作中で龍宝は9mm拳銃やリボルバー、デザートイーグルなど様々な銃器を自在に操っています。中でも得意なのは両手に拳銃を持ってのアクロバティックな連射で、敵数人を一度に撃ち抜くシーンが多々ありました。また、200m先の標的に対して拳銃での連射で必殺するといった際どいシューティングもこなせました。

数字的に見ると、龍宝の拳銃による一撃の命中率は90%を超えており、10発連射で9発以上が必ず命中するという驚異的な記録を持っていました。これは通常の射撃手の2-3倍の命中精度です。さらに最大で1分間に20発の速射を決めることも可能で、この速さは世界最高峰の速射記録を上回るものでした。

このように、龍宝の拳銃使いとしての技量は世界トップクラスの域に達しており、新鮮組随一の戦力となっていました。抗争の場面で龍宝の銃撃が活躍するシーンは数知れず、作中屈指の拳銃名手として君臨していたと言えます。

自決用の青酸カリを所持

龍宝国光は、ピアスの中に自決用の青酸カリを仕込んでいました。これは、絶体絶命の危機に陥った際の覚悟の表れでした。実際、作中で2度自決しようとしています。1度目は鳴戸竜次に止められ、2度目は既に効力がなくなっていたために命拾いしますが、龍宝の覚悟は固かったと言えます。自決용の青酸カリを用意していたことは、龍宝の精神力と気概の高さを物語っています。

生倉や肘方を上回る実力

静かなるドンには、生倉や肘方といった新鮮組の有力者がいましたが、龍宝国光はその実力で両者を上回っていました。生倉は頭脳派、肘方は人望が厚いタイプで、龍宝ほどの武力は持ち合わせていませんでした。むしろ、生倉は龍宝の腕を借りるために接近したり、肘方は龍宝に助けを求める場面が多く見られました。新鮮組の実力ナンバーワンは龍宝国光であると言えるでしょう。

耐久力と精神力の高さが光る

静かなるドンの中でも、龍宝国光の耐久力と精神力は群を抜いていました。数々の戦いで瀕死の重傷を負うこともありましたが、次の戦いには必ず復帰していました。また、精神的にもたびたび激しいショックを受けながら、立ち直る強さを見せていました。龍宝の生命力は作中 No.1 であり、その生存を新鮮組は頼りにしていたのです。

静かなるドンの龍宝：総括

・鳴戸組二代目組長として新鮮組の抗争を主導
・射撃の名手で新鮮組No.1の実力者
・静也に忠誠心を抱きつつも疑念もあった
・アニーに策略的に接近したが看破され復讐されそうに
・女性からの人気が高かったが関心を示さなかった
・初登場から最終巻まで生き残った強靭な生命力
・年齢不明のまま最終巻を迎えた
・作中屈指のイケメンとして描かれた
・拳銃の腕前は世界トップクラス
・自決用の青酸カリを所持していた